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パワークリーンの記録が伸びない…意外な弱点
これまでの記事でも何度も書いてきましたが、ジャンプ力アップにおいてパワークリーンは本当に相性の良い種目だと思っています。
実際、トレーニングを始めた当初は
「パワークリーンの重量が伸びる = ジャンプ力も伸びる」
という関係がかなりきれいに当てはまっていました。
最初はバーベルのみ(20kg)からスタートして、フォームを徹底的に固めるところから。
そこから40kg、50kg、60kgと、かなり順調に伸びていきました。
この時期は「ちゃんとやればちゃんと伸びる」という、いちばん楽しくて充実しているフェーズでした。
ところがです。ある時から、パワークリーンが82.5kgでピタッと止まりました。
85kgがどうしても挙がらない。
何回チャレンジしても、キャッチで潰れるか、引きが足りない。
それに合わせるように、ジャンプ力も305cmのリングにギリギリタッチできるかどうかというところで完全にストップしてしまいました。
その後、手首の怪我をしたり、コロナ後の体調不良があったりもして、パワークリーンで次の記録を更新するまで、なんと1年以上かかりました。
当時35歳。「もうこの辺が限界なのかな…」と正直心が折れかけていました。
それでも諦めきれずに、何か原因があると思って、トレーニングを一度冷静に見直しました。
そして立てた仮説が、
体幹の強さと、背中の筋力が足りていないのではないか。。?
振り返ってみると、最大筋力フェーズではスクワットにかなり集中していて、体幹や背中は「一応やってる」くらいの扱いでした。
結果的に、この仮説はドンピシャでした。
具体的にやったこと
① フロントスクワット
→体幹を高負荷で鍛えられる種目って、実はそんなに多くありません。その中でフロントスクワットは別格でした。
これを入れたことで、クリーンのキャッチ時に重さに耐えられる感覚が明らかに変わりました。
② ベントオーバーロー + 加重懸垂
→背中の強化用に、この2種目を5回やるのがキツい重量を数セットしっかりという形で続けました。
背中も定義的には「体幹の一部」みたいなもので、ここが強くなると、下半身で生んだ力をロスなく上半身に伝えられるようになります。
結果85kgは、あれだけ苦しんでいたのがウソみたいに突破できました。
そこからも、かなりゆっくりですが少しずつ更新できています。
そしてジャンプ力のほうも、停滞期を抜けてまた伸び始めました。
まとめ
すごく雑にまとめるとジャンプ力を上げたければ、上半身(体幹と背中)もちゃんと強くしようという、当たり前だけど見落としがちな話です。
脚の力だけでは、重たいバーベルも、自分の体も、思ったようにはコントロールできません。
もしスクワットは伸びてるのにクリーンが伸びない、下半身は強いはずなのにジャンプが伸びないという人は、一度「体幹と背中」、疑ってみる価値はかなりあると思います。
【補足】
クリーンやデッドリフトのように“引く”動作では私は握力が弱く、先に手(前腕)が疲れてしまいます。パワーグリップやストラップを使い始めたことも、記録を伸ばせた要因でした。
📘 ジャンプ力アップの考え方や、筋肥大 → 最大筋力 → 筋パワー の組み立て方、こういう停滞期の考え方などは、こちらの本にかなり体系的にまとめています。
もし興味があれば、ぜひ一度のぞいてみてください。

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