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ジャンプ力を上げるトレーニングといえば、
- プライオメトリクス
- ジャンプドリル
- スプリント
- ウェイトトレーニング
このあたりが定番ですよね。
ただ、ジャンプ力を本当に伸ばすために必要なのは筋肉だけではありません。
むしろ重要なのが 腱の強さ(剛性) です。
ジャンプという動作は、筋肉で力を出して、腱で反発を生み出す動き。
繰り返し刺激を与えて、筋力に負けない腱の強度を作っていくことでジャンプ力は伸びていきます。
ここで問題になるのが、腱は鍛えている感覚がほとんどないという点です。
筋肉なら
- パンプする
- 筋肉痛になる
- 疲労感がある
など、トレーニングした実感があります。でも腱は違う。
トレーニング中も終わったあとも「今日は腱が鍛えられたな」とはまず感じません。
その結果どうなるか。気づいたら痛くなっている。これが本当に多くて。。
実際、現場でもよく相談されます。
「動けないほどじゃないんですけど…」
「気づいたらアキレス腱が痛くて…」
特に多いのが
- アキレス腱
- 膝蓋腱(膝のお皿の下)
この2つです。もちろん練習量の調整も重要ですが、どの負荷で壊れるかの見極めは、正直プロでも難しい。
だからこそ、早めのケア習慣これがかなり重要になります。
今回は、ジャンプ系競技でよく起こるアキレス腱周囲炎のケア方法を紹介します。
アキレス腱周囲炎とは?
意外と誤解が多いのですが、痛めているのはアキレス腱そのものではないケースも多いです。
よくあるのがアキレス腱周囲炎(パラテノン炎)という状態。
アキレス腱の外側には「パラテノン」という膜があります。
この膜と腱がこすれ続けて炎症を起こす状態です。
原因はほとんどがオーバーユース(使いすぎ)。
よくある症状
ジャンプ系の選手に多い症状は
動き始めの痛み
朝起きた最初の一歩。あるいは練習開始の最初のダッシュ。
ここで痛みが出るケースが多いです。
ただし、動いていると軽くなることも多い。だから放置されやすいんですよね。
腫れ・熱感
アキレス腱の周囲が・太く見える・触ると熱いこの状態は炎症が起きています。
練習を続けると悪化する可能性があります。
ギシギシ感
足首を動かすと雪を踏むようなギシギシ感が出ることがあります。
これは膜と腱がこすれているサインです。
主な原因
現場で多い原因はこの3つ。
① 急な練習量の増加
- ジャンプ練習
- 走り込み
- 試合期
このタイミングで急増します。
② 環境の変化
意外と多いのがこれ。
- 体育館が硬い
- グラウンドが固い
- シューズが古いor新しくした
クッション性が落ちたり、硬すぎるソールだとアキレス腱の負担は増えます。
③ ふくらはぎの硬さ
ふくらはぎ(下腿三頭筋)が硬いとアキレス腱は常に引っ張られた状態になります。
これが炎症の大きな原因になります。
現場で教えているケア方法
ここからが実践編です。
実際に選手にもよく教えている簡単なセルフケアを紹介します。
① 痛みが強い場合は休む
これは大前提。痛みを我慢してジャンプ練習を続けると悪化する可能性が高いです。
特に・階段が痛い・歩くのが痛いこのレベルなら一度負荷を落としましょう。
② 運動後のアイシング
運動後に痛みがある場合は15分程度のアイシング
これはシンプルですが効果的です。
炎症を抑える意味でも練習後のルーティンにしておくといいです。
③ ふくらはぎストレッチ
定番ですが重要。壁に手をついて
- 膝伸ばしストレッチ
- 膝曲げストレッチ
を両方やってください。ヒラメ筋と腓腹筋、それぞれ伸ばす必要があります。
④ おすすめセルフマッサージこ
れは意外と知られていない方法。
ポイントはアキレス腱を直接揉まないこと。
やる場所はアキレス腱の横のくぼみ。
- そこを指3本くらいでつまむ
- そのままゆっくり上下に動かす
これだけです。アキレス腱周囲の膜を動かすイメージ。
強くやる必要はありません。軽く滑らせるだけでOKです。

ジャンプ選手に一番大事な考え方
ジャンプ系トレーニングは筋肉より腱が先に限界を迎えることが多いです。
だからこそ
- ジャンプ量を管理する
- ストレッチをする
- ケアを習慣化する
この3つが本当に重要。
ジャンプ力を伸ばすには鍛えることと同じくらい、守ることが大事。
これは長く指導していてかなり実感しているポイントです。
まとめ
ジャンプトレーニングで重要なのは
- 腱の強さ
- 負荷管理
- 日々のケア
特にアキレス腱はジャンプ選手の生命線です。
筋トレばかり頑張ってケアを忘れる選手は本当に多い。
でも、ケアを続けている選手ほど最終的には高く跳べる。
これは間違いないです。
さらにジャンプ力を伸ばしたい人へ
ジャンプ力を本気で伸ばしたいならトレーニングの順序や考え方もかなり重要です。
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